新聞で読んだひとつの記事に、新潟県長岡市で「白菊」と名付けられた花火が太平洋開戦記念日の昨日12月8日に打ち上げられたとあった。
そして終戦間際の米軍空襲によって1480人もの死者をだした被災地らしい。
それから時が経ち、加害・被害の壁を越え。同市は真珠湾があるハワイホノルルと姉妹都市となった。
「白菊」は軍隊経験のある長岡市の花火師、嘉瀬誠次さん(90歳)が創作した。
嘉瀬さんの夢は「世界中の爆弾を花火にする」。
平和を願うその大輪の献花の美しさに、我が心の小ささ貧しさをただただ恥じる。