kenです。
ふと、思い立ち、本屋を巡る。
ようやく見つけたこの本。
‘ハックルベリーフィンの冒険‘
ハックルベリーは、‘トムソーヤの冒険‘に登場するトムの親友。
この小説の中では、トムソーヤが脇役として登場します。
幼少期の頃の事を思い出す時、やっぱりあの木の上の家に住みたかった気持ちが忘れられない。
まして冒険なんて事は、考える事もしなくなった。
そんな自分にガソリン注入です。
ただの児童文学と思うなかれ。
かのヘミングウェイに「すべての現代アメリカ文学はハックルベリー・フィンの冒険という一冊の本に由来する」。と言わしめた本。
南北戦争以前の奴隷に対する当時の風刺や宗教感が、ハックルベリーの冒険を通じて様々なエピソードで綴られます。
もう二度と子供には戻れないけれど、せめて心のどこかに‘冒険‘の文字を刻んでおきたい。
彼等もそんな事を歌っていた。
‘夜の金網をくぐり抜け 今しか見る事が出来ないものや
ハックルベリーに会いに行く 台無しにした昨日は帳消しだ‘
~1000のバイオリン~「THE BLUE HEARTS」真島昌利